定時に出る予定で、試合開始には普通に間に合うつもりでいたのに、16:30までに返事をくれと言っておいた客から返事が来ない! ので、もうやきもきしながら待ちましたが。結局試合開始時刻過ぎちゃったし。で、18時過ぎにやっと連絡が来てやること終わって速攻ドームを目指したが、途中で気がついたら先制していてびっくり。でもパウエルが1回も2回も先頭出してたので少し心配ではあった。
 スタンドに入ったら3回が始まったところで、まず座って気持ちも落ち着くか落ち着かないかの時に出たのはべっちの弾丸ライナー! 綺麗な弾道だった。思わず「会長ー!!」と叫びかけましたが(笑)。ライトスタンドへ一直線に飛んでいく、べっちのいつもの、いちばん好きな打球。正直に言いましょう、べっちがダイヤモンド一周するのを見ながら、涙出そうでした。あの打球を一生忘れないと思いました。
 しかしパウエルは4回にはまた先頭打者に打たれるので、なんぼほど先頭出したら気が済むねん! とお約束のようにツッコミ入れさせていただきました。今日はそんな感じで前半は若干不安定だったんだけど、後半になったらだいぶ落ち着いてたかな。例の「パワーカーブ」だっけ、あれがなかなかいい感じに落ちてましたね。面白かったのは金子が三振した時に、バットの先に当たった! って一瞬抗議した風だったんだけどあまりにもすぐに引き下がったのでアンタそれ嘘やろ? 演技やろ? とやっぱり突っ込んでみた(笑)。
 中盤あたりからこっちの攻撃が淡白になりだした反面、7回にちょうど向こうの中軸に回るんで個人的にはここがヤマかなと思ったら、次の8回だった。コユキさんに出した四球がボール先行からだったのでちょっとやな予感がしたのと、木元のタイムリーがまた「スタンドインしなくてラッキーだった」ぐらいの打球だったのとでこのあたりで交代かなと思った矢先に久保コーチが出てきたので、ガッツだし豊彦親分が出て来たりするかな、でも親分ハム戦あんまり強くなかったんだよな、などと思いつつちょっと席を外したら実は続投で(笑)抑えてくれたから良かったけど。
 ただまあ2点差だったら9回、続投かどうか微妙なところかなと考えていたのだが、キーちゃんのステキな1発が出たので3点差に。おかげでしっかりと完投勝利を堪能させてもらいました。9回は意外と無難だったし。ヒーローインタビューで「できれば来年もこのユニフォームで」と言っていたパウエル。本当に、ファンも何よりもそれを望んでるよ。
 ライトスタンドのタオルマフラー踊りを見ながら「最近、扇子の方見てないなあ、見たいなあ」とか話してたら、運良く久々に見れました暴れん坊将軍。実はこれも結構好きなんだ。パニ牛も聞けたし、やらなかったのは紅の丑ぐらいか。
 あと、ちょっと前の方にガッツのユニフォーム着た保坂尚輝似の若いお父さんと、かわいらしい若い奥さんと、ガッツTシャツ&坪井ニットキャップと同じくガッツTシャツ&B.Bのマスコットが頭に寝そべってる帽子の2人の男の子がいて、このB.Bのついたキャップが可愛いて可愛いて(笑)。ファイティーがついてた帽子と同じぐらいかわいい。特にその、B.Bの後ろ姿が。写真に撮りたかったぐらい(笑)。で、この家族連れのお父さんが、タオルマフラー踊りに興味を示して、手持ちのファイターズのタオルマフラーで見よう見真似を始めたら、子どもも一緒になって真似してて。なんか嬉しかったなー。
 試合中も労使交渉の進行は気になっていたので、会社を飛び出す前に一瞬見出しだけ見れた「7時まで結論延期」はほんまかいな、と思ってたらやっぱり本当で、その後もなかなかニュースが入らなくて予告先発だけ先に出ちゃって、ということはまだ(ストするかしないか)決まってないんかなと思いつつもしばらく試合に没頭したら友人から「スト決行」の速報メールが入った。そんでもって試合終了とほぼ同時にスト決行のアナウンスがあった。拍手喝采ですよ(私が)。
 おそらく今季最終の対戦になっただろうということでエール交換だけ見届けて、とりあえず勝ってくれてほっとした気持ちで帰宅する。したらあちこちのニュースで取り上げてる。古田の表情に疲労の色が濃い。あまりにも濃い。痛々しい気持ちになったそばからNEWS23の古田会長生出演の様子を見て、なおその疲労がひどくなってるように見受けられるのが居たたまれなくて、筑紫さんはなんとかこう、攻撃的な台詞を言わせようとしてるような質問だったが(笑)それでも古田はあくまでも冷静だった。こんなに疲れてるのに……
 そう思って、会長の顔見るの辛かった(べっちの目の下のくまもひどかったし)けど、風呂から上がってみたらすぽるとにまで出ている! マジで怖い。だけど偉い。こんなにまでして頑張ってる、そして「合併の阻止は不可能に近いという感触だった」と正直に告白し、ファンに労りの言葉をかけられて「迷惑をおかけするのはこちらなのに」と涙を落とす。見てられなかった。でも、この頑張りをしっかりと記憶に残さないとダメだと思った。泣きながら見ちゃってたよ。
 この様子を見ただけでも、「ファンのために」という言葉がどれほどまでに真摯なものかわかろうというもの。経営側には果たして、こうして、ファンにすまないと涙を流すことのできる人間がいるのか?(広島さん除く)それを考えただけでも、胸を張って選手会を支持する理由にはなると、私は思う。NPB、こんな時だけ張り切って即日公式サイトにプレスリリースあげてますけど、坂井保之氏@すぽるとに思いっきりこき下ろされてましたよ。「責任を相手になすりつける文章。作文としては最低」だって。あと、「新規参入作業に必要な庶務事項など正味2ヶ月程度のもの。新規参入の審査に時間がかかると言うが、多額の保証金を支払うんだから(参入企業は)一生懸命やるに決まってるでしょ」と、機構側の言い訳を一蹴。谷澤氏も「ダイエーが南海の買収を発表したのは日本シリーズ中だったが、翌年から問題なく運営されている」とのこと。
 ただ、ストを全面支持はするものの、優勝争い、プレーオフ出場争いをしているチームとそのファンに申し訳ない気持ちも当然ある。だけど、牛は今戦わなければ未来を永遠に失う。そして日本のプロ野球の未来が光を失うことにも繋がる。来年も、再来年も、その先もずっと、もう2度とこんな思いをするチームやファンが他に現れることのないように……

H 2-6 L @福岡
 1位進出争いが、土俵際で熾烈。レオは勝ち越しが必須要件なのかな。そんな時にはさすが松坂というべきか。やっぱレギュラーシーズンは強いんだよな。でも今年はアテネでいい体験をしているし、「大舞台に弱い」の冠詞はそろそろ取って良いのかも。
BW 2-5 M @神戸
 ナベ俊、完投を狙ったが最後はちょっとバテたのかな(笑)。
 ストのアナウンスが出た後のレフトスタンドのマリサポの反応も嬉しかったな。古田コールとかさ。合併問題をかなり近い感じで受け止めてくれてる一番手はやっぱりマリサポのみなさんだと思う。

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