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年末定例集会・その2
2004年12月30日 昨日は高校の集まりだったが、今日は大学の部活の集まり。来れると言っていた同期の面子が2人減り、私自身は幹事役(というか幹事じゃなくて多分言い出しっぺ)とは直接連絡をとっていなかったので、誰が来るのかさっぱり把握してなかったんだが、いつも年末年始には東京から帰ってくる同期からの提案だったのでいつものレベルを想像していた……ら、見事に裏切られた(笑)
いつもだと2期上〜1期下ぐらいの範囲でやっていて、帰省してくる面子も限られているので多くても大体10人いくかいかないかのこぢんまりした集まりになっている。が、今回は集合場所に行ってみてびっくり、2期下からがごっそりといて(笑)20人を超える大所帯になっていた。
1期上〜1期下までは私自身を含めて4人しかいなかったので、唯一いた先輩と「どうしましょう、顔がわかりません」とか言ってたぐらいにして(笑)。入れ違い入学以下の年齢の子も多かった。たまに見に行った試合とかOB戦で見たことあるかな〜ぐらいの記憶しかない感じなので申し訳なかったが、結構気さくに自分から話してくれる子もいたので、助かったけど。そういう子を見て、こんなに年が違っててももうこの子も社会人なのか、そうなると自分は……とか思って愕然としてみたり(笑)
しかし、現役の学生がいないとは言え、大所帯になるとやはりノリが学生時代に戻るというか(笑)そもそも入れ違い入学組あたりからは体育会系というよりはいわゆる「今時の若者」な雰囲気が漂っていて、実は彼らが入学してきた当時からその違和感というか、隔世の感は私たちにはあったんだけれども(笑)。私たちの時代はこのノリに比べたら普通の田舎のいかにもありがちな体育会系の「飲み会」やってたもんねえ、とか言いながら。
とは言え、大学にいた時の彼らがどういう飲み会をやってたのかは見たわけじゃないのでわからないけど、「飲み会」というより「コンパ」と言った方がしっくりくるなあ、と思ったりした。若いっていいなあ、みたいな(笑)
そういう状態だったので、滅多に会わない後輩たちと会って楽しいのは楽しかったけど、いつものようにまったりと会話を楽しむ状況ではなかったので今日は早々に1次会で切り上げてみた。若者連中の2次会は多分カラオケになっていたと思われる。これがいつもの面子だったらきっと「転がし」に行ってると思うんだよなー(笑)。人数的にもそれがちょうど良かったりもするし。
実は今日はいつもの飲み会のノリなら間違いなく昨日より遅くなるなと思っていたのが全然早く済んだので、張り切って「スカイAのウエスタン優勝決定戦再放送を見よう!」と決めていた。したら家人が「冬ソナ」を見ていて(笑)夜半までTVが空かないので、とりあえず寝る準備だけ先にして4回ぐらいから見始めた。
中盤まではシーソーゲームだったけど結果的には盛大な負け試合になっていたという脱力系な結果は知っていたのでそういう試合を見るのは悔しいと言えば悔しいんだが(笑)でも、ビデオの都合により未だに見てない試合だったし、試合後の様子とかも見たくて、やっぱり見た。
見始めたのが中盤で、高木が登板するところぐらいから。ああここから高木が打たれるんだわ〜とか思いつつ(笑)その前に実は省吾が打たれてるんだから困るよね〜などとも思ってみたが、高木はやっぱり相変わらずイマイチ化け切れないところをこの大一番で露呈し(笑)村上兄ぃには苦言を呈され(笑)でも高木より宮本の方が心配っちゃ心配だしなとか、朝井もそろそろ出てきてくれないかな、てか朝井はなんで仙台だったのかしら、もしかして見切りをつけられ(略)とか、むしろ近藤を見て朝井を不安に思ってみたりなんてことを、同じくスカイA観戦中の友人とメールでやり取りしてみたり。
宮本はやっぱりボロボロで、そこはやっぱり今後が不安になってみたりしてみたけど、山下が最後の最後でやっとヒットを打って、大西もやっと打てて……試合はあっさりと終わってしまったけど、竜2軍の佐藤道郎監督が、何か優勝よりも藤井寺に対して感慨深げだったり、惜別の念を滲み出させていたりというのがつらかった。
山下も、聞いてはいたけどベンチ前にみんなが出てきてる段階でずっと泣いていて、山下泣くなよう(泣)な状態に、案の定こっちがなってしまった。おまけにあのインタビューだもん……
山下ってば1軍で結果が出せない典型的な「2軍の主」だから、選手としてはシビアに見れば実際崖っぷちだと思うんだけど、心情的にはあんな姿見せられたら、あんな言葉聞かされたら、頑張って絶対開花しろよう(泣)って言うしかないやん(泣)。選手が「幸せだった」と言えるチームで本当に良かったと思うし、そういうチームを応援できた自分も幸せだったんだと改めて思った。仙台で、絶対這い上がって来いよ! 山下!
アナウンスの大野さんの表情が今回もたくさん写っていたのも印象的だったし、ベンチ前で貴久コーチの奥さんが泣きながら一緒に記念撮影に入ってたのを見た時に、まだあんなにお若いのに、子どもさんもいないのに、寂しいだろうなとやっぱり悲しくなった。貴久コーチが育ててきた「子どもたち」は奥さんの周りにこうしてたくさんいるけど、その子どもたちもまた離れ離れになっていくし……
実は、この時の大西の表情が、個人的にはすごく胸に迫るものがあった。最初の撮影では貴久コーチの遺影もユニフォームも別の選手や裏方さんが持っていたけど、この時は遺影を抱えた奥さんの隣で泣きながらユニフォームを持っていたのは大西だった。
撮影が終わった後、大西はものすごく大事そうに、そっとそのユニフォームを抱えていた。胸のロゴと背番号のあたりにじっと目を落として、まるで貴久コーチと会話でもしているみたいに。その姿を見たら、貴久コーチと大西はやっぱり本当に、お互いがお互いにとって特別な存在であったんだろうと感じられた。そう思ったらやっぱり私は大西泣くなよう(泣)←お前が泣くなよ。って状態になってしまったけどね。
大西にはやっぱり、大きく育ってほしい。自分に託されたものを、きっと誰よりも大切に思っているであろうから。
やっぱり、牛じゃなきゃだめなんだなと、改めて思った2日間だった。
忘れちゃいけないものなのだ。少なくとも私にとっては。
いつもだと2期上〜1期下ぐらいの範囲でやっていて、帰省してくる面子も限られているので多くても大体10人いくかいかないかのこぢんまりした集まりになっている。が、今回は集合場所に行ってみてびっくり、2期下からがごっそりといて(笑)20人を超える大所帯になっていた。
1期上〜1期下までは私自身を含めて4人しかいなかったので、唯一いた先輩と「どうしましょう、顔がわかりません」とか言ってたぐらいにして(笑)。入れ違い入学以下の年齢の子も多かった。たまに見に行った試合とかOB戦で見たことあるかな〜ぐらいの記憶しかない感じなので申し訳なかったが、結構気さくに自分から話してくれる子もいたので、助かったけど。そういう子を見て、こんなに年が違っててももうこの子も社会人なのか、そうなると自分は……とか思って愕然としてみたり(笑)
しかし、現役の学生がいないとは言え、大所帯になるとやはりノリが学生時代に戻るというか(笑)そもそも入れ違い入学組あたりからは体育会系というよりはいわゆる「今時の若者」な雰囲気が漂っていて、実は彼らが入学してきた当時からその違和感というか、隔世の感は私たちにはあったんだけれども(笑)。私たちの時代はこのノリに比べたら普通の田舎のいかにもありがちな体育会系の「飲み会」やってたもんねえ、とか言いながら。
とは言え、大学にいた時の彼らがどういう飲み会をやってたのかは見たわけじゃないのでわからないけど、「飲み会」というより「コンパ」と言った方がしっくりくるなあ、と思ったりした。若いっていいなあ、みたいな(笑)
そういう状態だったので、滅多に会わない後輩たちと会って楽しいのは楽しかったけど、いつものようにまったりと会話を楽しむ状況ではなかったので今日は早々に1次会で切り上げてみた。若者連中の2次会は多分カラオケになっていたと思われる。これがいつもの面子だったらきっと「転がし」に行ってると思うんだよなー(笑)。人数的にもそれがちょうど良かったりもするし。
実は今日はいつもの飲み会のノリなら間違いなく昨日より遅くなるなと思っていたのが全然早く済んだので、張り切って「スカイAのウエスタン優勝決定戦再放送を見よう!」と決めていた。したら家人が「冬ソナ」を見ていて(笑)夜半までTVが空かないので、とりあえず寝る準備だけ先にして4回ぐらいから見始めた。
中盤まではシーソーゲームだったけど結果的には盛大な負け試合になっていたという脱力系な結果は知っていたのでそういう試合を見るのは悔しいと言えば悔しいんだが(笑)でも、ビデオの都合により未だに見てない試合だったし、試合後の様子とかも見たくて、やっぱり見た。
見始めたのが中盤で、高木が登板するところぐらいから。ああここから高木が打たれるんだわ〜とか思いつつ(笑)その前に実は省吾が打たれてるんだから困るよね〜などとも思ってみたが、高木はやっぱり相変わらずイマイチ化け切れないところをこの大一番で露呈し(笑)村上兄ぃには苦言を呈され(笑)でも高木より宮本の方が心配っちゃ心配だしなとか、朝井もそろそろ出てきてくれないかな、てか朝井はなんで仙台だったのかしら、もしかして見切りをつけられ(略)とか、むしろ近藤を見て朝井を不安に思ってみたりなんてことを、同じくスカイA観戦中の友人とメールでやり取りしてみたり。
宮本はやっぱりボロボロで、そこはやっぱり今後が不安になってみたりしてみたけど、山下が最後の最後でやっとヒットを打って、大西もやっと打てて……試合はあっさりと終わってしまったけど、竜2軍の佐藤道郎監督が、何か優勝よりも藤井寺に対して感慨深げだったり、惜別の念を滲み出させていたりというのがつらかった。
山下も、聞いてはいたけどベンチ前にみんなが出てきてる段階でずっと泣いていて、山下泣くなよう(泣)な状態に、案の定こっちがなってしまった。おまけにあのインタビューだもん……
山下ってば1軍で結果が出せない典型的な「2軍の主」だから、選手としてはシビアに見れば実際崖っぷちだと思うんだけど、心情的にはあんな姿見せられたら、あんな言葉聞かされたら、頑張って絶対開花しろよう(泣)って言うしかないやん(泣)。選手が「幸せだった」と言えるチームで本当に良かったと思うし、そういうチームを応援できた自分も幸せだったんだと改めて思った。仙台で、絶対這い上がって来いよ! 山下!
アナウンスの大野さんの表情が今回もたくさん写っていたのも印象的だったし、ベンチ前で貴久コーチの奥さんが泣きながら一緒に記念撮影に入ってたのを見た時に、まだあんなにお若いのに、子どもさんもいないのに、寂しいだろうなとやっぱり悲しくなった。貴久コーチが育ててきた「子どもたち」は奥さんの周りにこうしてたくさんいるけど、その子どもたちもまた離れ離れになっていくし……
実は、この時の大西の表情が、個人的にはすごく胸に迫るものがあった。最初の撮影では貴久コーチの遺影もユニフォームも別の選手や裏方さんが持っていたけど、この時は遺影を抱えた奥さんの隣で泣きながらユニフォームを持っていたのは大西だった。
撮影が終わった後、大西はものすごく大事そうに、そっとそのユニフォームを抱えていた。胸のロゴと背番号のあたりにじっと目を落として、まるで貴久コーチと会話でもしているみたいに。その姿を見たら、貴久コーチと大西はやっぱり本当に、お互いがお互いにとって特別な存在であったんだろうと感じられた。そう思ったらやっぱり私は大西泣くなよう(泣)←お前が泣くなよ。って状態になってしまったけどね。
大西にはやっぱり、大きく育ってほしい。自分に託されたものを、きっと誰よりも大切に思っているであろうから。
やっぱり、牛じゃなきゃだめなんだなと、改めて思った2日間だった。
忘れちゃいけないものなのだ。少なくとも私にとっては。
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