22日の宴会(仕事の打ち上げ)の2次会がカラオケで、風邪で鼻声&素面なのをいいことに周りの弾けぶりに埋もれて過ごした。(嫌な奴だな、おい)
 そういやその時に、いたんだよねー。布袋の「バンビーナ」歌ってくれちゃった奴が。
 通信カラオケの陳腐なオケと煙草の煙にどっぷりつかりながら、ちゃちいドラマ仕立ての画面越しに見ていたのは、大阪ドームのインチキくさい水色のフェンスを背にバットを振り抜く礒部の姿。

 あー、後ろ向きな自分っ。(笑)

おかしいのは日本だけじゃなかった、と
 「負傷者」ではなく「死者」が万単位で出る地震と津波。5,000km以上離れた日本でも揺れが計測されたというが、想像もつかない。ホテルのプールやビーチを呑む津波や、家も車も押し流す濁流の映像を見て初めて実感する。今年、似たような映像を何度も見た、そのおぼろげな記憶が甦る。
 瓦礫や、流された家屋などの処理だけでなく、遺体の処置が間に合わないことなどからも2次災害が発生が危惧されているそうだ。
http://www.asahi.com/special/041227/TKY200412270048.html
 震源地に近いインドネシアのバンダアチェの町では、遺体の列が数百メートルにわたって続く。家族や知人を捜す大勢の人々が、異臭のなかで、1体ずつシートをめくり確認していた。同国の他の地域では、救援活動にあたる兵士が、津波で流されてきた家屋の中や、木の枝などに遺体が残されていないか、くまなく捜している。津波の被害が広範なため、人海戦術でしか対応できないという。

 スリランカでは、家を失った何十万人もの人々が学校や寺院で避難生活を送っている。多くの遺体が山積みのままで、魚や犬など動物の死体とともに異臭を放ち始めている。国連スタッフは、水の中で腐り始めた遺体が、「生き残った被災者用の飲料水に悪影響を及ぼすだろう」と警告している。

 地上の楽園も、自然とともに地上にある限り、完璧な楽園では有り得ない。
 夜見ていたニュースで、難を逃れた日本人旅行者のコメントが出ていたが、現地では津波の経験があまりないという話もあるそうでホテルの従業員も怯えた様子だったとか。情報が足りない、起こり得る事態として想定されていなかった、という部分も被害の大きさの遠因となっているのかもしれない。それにしてもあまりに規模が大きすぎて……

圧巻の走り

2004年12月26日
 有馬記念当日。
 昨日と同じで、まず前日オッズを確かめる。ゼンノロブロイが単勝2.2倍と少しばらけている。バルクとデルタブルースの人気が入れ替わった。案の定、北海道ではバルクが1番人気とのこと。
 15:23の発売締め切りベルが鳴ると、仕事そっちのけで気持ちはレースへ。

 「ゼンノロブロイの半馬身後ろにつける」がバルクの、五十嵐の(バルク陣営全体の)今回のレース設計。しかし、序盤から上位好位置をキープし続けるロブロイの真後ろに、バルクの姿はない。画面を追うとほぼ中団。
 多分この「半馬身後ろ」という指示を知らなかったら、私もその後の展開に大きな期待を寄せていたかもしれない。でもそれを知っていたから、「本当にこの位置で伸びていけるのか? ロブロイのペースについていけてないからここにいるんじゃないのか?」という不安の方が大きかった。
 最後の直線に入って、追い上げを期待するというよりはむしろ祈るような気持ちだったが、バルクはあっという間に馬群に呑まれてしまう。ロブロイの入線が画面に捉えられた瞬間、バルクの姿は同じ画面に入ってすらいなかった。電光掲示板に早々と灯る確定の赤ランプ。5着までにも入っていない。結果は11着。これってバルクの過去GI最低の着順なのでは……。
 ロブロイは確かに強かったんだと思う。暇にあかせて出馬表で変な馬名を探したり(笑)片手間に中継画面を見ているだけの競馬素人でも、ここまで立て続けに勝たれると、ああやっぱりすごい馬なんやなあと思うもん。今日だって入線後、2分29秒! と実況が連呼するのでもしやと出馬表ひっくり返したら、あっさりコースレコードが出てしまってたもんね。
 つーか、ロブロイも強かったがペリエも強いわ。これまでのレコードが去年のシンボリクリスエス、しかもこれまたペリエ騎乗だったもんね。それもクリスエスでは有馬を2回勝ってるし。コースを知り尽くしている。ここんとこ本当に色々と重賞かっさらっている感のあるペリエですが、それこそもうなんぼほど日本のGI勝つねんって(笑)。国に帰りたくなくなるんちゃうかと(笑)

 結果的には荒れたというほどのこともなく、冷静に考えて、情に負けさえしなければ多分、買っても大負けはしないレースだった。ロブロイからめぼしいところ流しとけばいいんだから、馬単・馬連・ワイドまでは大体の人が取ってそう。
 要するに、バルクと心中しようとしなければ、買う方はそこそこで終われたレースなんだろう。結果論なのは重々承知だけどね。でも、これまでGIのバルクに期待をかけて、その都度裏切られてしまったお客さんにとっては、そういう選択ももちろんあったわけだ。なので、「やっぱり買わなくて正解だった」と払戻に並んだお客さんも、いるかもしれない。

 だけど五十嵐、負けたまま引き下がっていいのか? 胸を張って、自信を持ってもう一度バルクの背に乗れるまで、中央で修行してみたっていいんじゃないか? なんかこのまま終わるんじゃ悔しすぎるじゃないか。
 本音を言うと、バルクがもしGIを獲れるのなら、やっぱり五十嵐とのコンビで獲ってもらいたいよ。

 ま、金も賭けずにのほほんと見てるから、そんな感想になってしまうんだけどね。
 明日はいよいよ本年最後の開催日となり、中山では有馬記念。早速出馬表を開いてまず前々日オッズをチェックしてみる。
 ゼンノロブロイが単勝1.9倍、複勝にいたっては1.0〜1.1倍のダントツの1番人気。デルタブルースが多分単勝4倍ぐらいでそれに続き、バルクは3番人気で単勝8倍ぐらいだった。(うろ覚えだけど)
 前回、ルメールに乗り換わって2着と好走し、それを外から見ることになった五十嵐はやはり悔しい思いをしていたらしい。それがもう一度この大舞台で手綱を戻されることになり、スポニチの有馬記念特集でも「今回、失敗すれば2度とバルクの背には乗れない」と決意を語っていた。↓
http://www.sponichi.co.jp/horseracing/kiji/2004/12/21/04.html
 個人的には「地方の星」であるバルクには、やっぱり一緒に戦ってきた「地方の」五十嵐が乗って勝ってほしいと思っている。まあある意味浪花節だけどね(笑)。なので、今度こそ! の思いもあるけど、1戦我慢した五十嵐の、気持ちの面で変わっているであろう手綱捌きも楽しみ。
 バルクの性格的な折り合いのつけ方から、できる限り内枠に入りたかったとのことだが、その枠順も希望通りの「絶好枠」を与えられた形になった。これでレースの進め方における障害がひとつ除かれたということで、これもまた期待を高めてくれる一因。
 ま、この期に及んで不安要素など述べるわけにもいかないので、いい要素だけ見て期待してると横から豊がさらっていく、というパターンもおおいにあり得るわけだが(笑)そんなことを言ってるとツルマルボーイとかもこういう時にいきなり出てくるような……。いや、バルク陣営があまりにも「ロブロイ徹底マーク!」を声高に言ってるので、ロブロイ以外は大丈夫なのか? と素人は少しドキドキというか、心配というか……大きなお世話だけど。(笑)
 そんなこんなでやっぱり読みようもありませんけど(笑)夢を追う感じで、こっそり応援してます。頑張れ。
 有馬記念の発走は26日、15:25。

想いの行方

2004年12月25日
 風邪がやっぱり全然良くならない。薬は一応飲んでみてるのだが、22日の夜に一旦切れた時に症状が悪化したっぽいのがよくなかったのか、あんまり効いてる感じじゃない。熱が出ないだけましなんだけど昼間の鼻声ったらひどいもんで、おまけに鼻が詰まってると耳の聞こえもちょっと悪くなるので、窓越しの接客はちょっとしんどかったなあ。
 夜は、食事の後に居間を追い出されて(笑)家人の部屋でダラダラと「世界不思議発見」の特番を見ていたのだが(自室にTVがないから)案の定すっかり眠くなって転寝してしまった。番組半ばを過ぎて、所用を片づけて自室に引き揚げてきた家人にまたまた追い出され(笑)居間に戻って続きを見る。沖縄は北谷の海底遺跡の話なぞを見て、ああ潜りたいと久々に思ったりした。もう何年やってないんだろう。器材の扱い方もログの取り方もすっかり忘れてるよ(笑)。
 裏のNHKでは「スポーツハイライト」をやっていた。取り上げられる話題に予想はついていたが、たまにチャンネルを替えてみたりしていた。
 嫌と言うほど突き付けられた現実を淡々と述べるナレーションなど聞きたくなかった。ただ、そこにあった、私が愛し、誇りに思った彼らのあるがままの姿をいつまでも追っていたかった。
 あの日の礒部の姿を見るだけで、また涙は溢れる。
 そして星野の最後の打球がファーストミットにおさまったあの瞬間を見るたびに、私の心は「終わり」を痛感するのだ。いつでも。何度でも。

 何も終わっていない。何も始まっていない。
 バファローズファンとしての自分が、本当はまだ出口を見つけていないことを改めて思い知らされる。
 風邪が一向に良くならないし、というかひどくなってるし、そんなことを気にしていられる身分でもない。
 日中の仕事はまあそれなりに片付いたものの、17時過ぎるけど打ち合わせしていい? と昨日言われていた相手から、待てど暮らせど連絡が来ない。19時過ぎて、20時近くなって、これならもう今日は適当に帰りの接続待って帰るか、とすっかりやる気なしになっていたら内線が鳴ったので苦笑。「すっかりやる気なくしてたんだけど(笑)」と正直に述べつつ、とりあえず打ち合わせはやった。
 で、打ち合わせから戻ってきたら、松井さんからイヴ更改を引き継いだ由伸、3億4,000万にて1発サイン。ああやっぱりね(笑)と思いつつ、4億と豪語しておられた上原氏の反応を意地悪く待ってみたい今日このごろ。←本当にファンなんですか? この人。←だってさすがに4億は引くって。ファンでも。
 しかしこの打ち合わせのお陰で、久々に見れると思っていたラピュタが半分も見れなかったよ。がっかり。

なんの変哲もない
 普通の球団名になりました、福岡ソフトバンクホークス……って長いよ!!「北海道日本ハム」だって充分長いのに、それより長いんですけど。すぽるととかそういう風にわりとちゃんと言うようにしている局は、ものすごい言いづらいだろうなー。ご苦労様です(笑)
 でもどっちにしても言うのめんどくさいから鷹でいいや。今まで通り。

吉報から一夜明けて

2004年12月23日
 寝たのが5時過ぎなもんで(笑)多分昼前に目が覚めることはないだろうなあと思ったら、案の定13時過ぎてました。
 現在風邪ひき中で、普段は面倒がって飲まない薬を今回は珍しくちゃんと1日3回服用中。なんのことはない、いつもは家にない市販の薬(いわゆる総合感冒薬的なやつ)がたまたまあるので飲んでるだけなんだけど。病院から入手する薬は、薬がわかる家人に訊かないとどれを飲めば良いのか自分で判断がつかないので。
 が、しかし昨日の夜中から薬切れを感じていて(そりゃ夜中飲んでないからね)結局のところこの時間まで飲んでないわけなので、少々悪化気味。眠い。でも食欲もあまりないし起きるのがしんどいってーか面倒、というわけで不健康に寝床で読書に耽る午後が過ぎた。
 夕飯のころになって、そういえば今日は年に1度の三田牛すき焼きの日だ!(前からそういう話になっていた)ともぞもぞ起き出してすき焼きに参加。しかし風邪中だと味がわからないよ〜(泣)鼻がきかないしね。でももったいないので食った。我が家が宝塚に住んでいたころ託児所代わりに大変お世話になった知り合いが今、三田にいて、毎年送ってくれる貴重なお肉なのです(笑)

 風呂を済ませて、昨日のニュースを見たかったなぁと悔やまれる隈の記事を読んでみる。したら先に一場結婚速報が出てきて、ちょっと笑った(笑)

オリックス断念、2億円程度の移籍金で(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-041223-0017.html
 先に見た他紙で「リーズナブルな値段で」とオリ側が言ってたと報じられていたから、「こ、これがりーずなぶる???」と、思わず辞書を引きたくなりましたが。いや、あの、金銭トレードの相場ってーのがよくわからないもんで……隈の年俸が今回、大台乗るかどうかってあたりだよな〜。交換だとお互いの年俸がひとつの基準にもなるから、少しはわかりやすくなるんだけど。まあいいや。(笑)
 それはそうとこの記事、なんつーか、球界の暗部が今さらのように垣間見える記事でもある。元々この「合併(もしくは統合)」という名のもとに行われた「経営譲渡」の中で、労働法やら野球協約やらの複数の法律や決まりごとがあって、選手の保有権をどの部分で判断するかということが非常に曖昧にされてきた。
 形式上では近鉄からオリへ選手がトレードされるという形で保有権を譲渡したという考え方だったはず(と思う)。しかし、当の岩隈はオリとの契約を拒否し続けたわけで、そうなるとそもそもこのトレード自体が成立してねえんじゃねえの? って話にもなると思うんだが、NPBでの公示(11/17付)はされてる。それはつまり成立したということになるということなんだよなあ。
 さてこれはどの見方が正しいのか? というところが私の中では曖昧なまま、隈が「オリに行くこと」=「残留」て言い方をされ続けた。個人的にはその曖昧さに納得がいかないので「残留って言葉はちょっと違うんじゃないの?」と思い続けてきた。
 このあたりの話は、協約などをかなり掘り下げて検証されているblogもたくさんあったので今まで色々見てきたが、結局のところ司法判断がなされたわけではないので、決定的な解釈が未だにわからない。自分でも検証してみたかったのはやまやまなんだが、腰を据えて考える時間があまりなかった。
 ただ、合併の撤回→売却はできないのか? という話を「(両社間の)信義にもとる」と突っぱねたのであれば、今回も選手会と交わした「取り決め」において、「信義」とやらを重んじるべきであるだろう。その意味では帰結するべきところに帰結したのだが、問題はその「取り決め」がこれだけ事態が紛糾するまで明るみに出なかったことなんだよね。選手会の行動が、私の心中に微妙な影を落としたのはそのへんである。この「取り決め」に関しては、具体的な内容は労使ともノーコメントだし。(追及が浅いとも思えるが)
 しかし、隈が東北じゃなくて、たとえば「鷹に行きたい」とか言ったんだったらそれはわがままと取られても仕方ないと思うけど、元々は「プロテクトするか、しないか」の二者択一しかなかったわけだ。だったら「オリとは契約できない、だから東北へ」というのは至極当たり前の話でしょ。ということだけは、ずっと思ってはいたんだけどね。実際この話は何度もしつこく繰り返してきたし(笑)
 とにかく、今年1年は労使&ファンにとっては傷も、学ぶものも多かった1年ではあったわけだけど。これが果たして迅速な改革というか体質改善へと繋がるのかどうかは、甚だ疑問でもある。ことは球団単位の経営の話ではないのでね。

柴原が複数年契約解除を申し入れ(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/12/23/03.html
 昨日から速報は出てたけど「おおっ、柴やるやん!」というのが率直な感想である。
 そういや、大村が鷹に行くことによって柴原には競争相手が増えるわけだ。歳も近いし。今年の自分の状況などから照らし合わせても危機感一層強まれり、というところかもしれないなと推測してみる。おかげで来年の柴原がちょっと楽しみになってきたかもよ。もともと、いい意味で癖のある選手だしね。

やっと年が越せる

2004年12月22日
 17:30から始まった打ち合わせを19:00ごろ終えて、さて残りの仕事を片づけねばと自席に戻った時。
 小泉(ってーか宮内)がついに折れたよ!
 というわけで、隈の東北入りが認められたというお知らせ。慌ててニュース系を確認。本当だった。
 最後まで判を押さずに来て本当に良かった。
 これでやっとひと安心して年が越せます。
 おめでとう、隈。来年はもっともっと高いレベルを求められるようになると思うし、チーム状況的に今年に輪をかけて負担がかかること疑いなしと思われるが、モチベーションを高く持ってプレイできる状態が望めるようになったことは、本当に嬉しく思います。
 今年1年、本当にお疲れさま。

 で、短い速報記事の余韻に浸りつつ、半年続いた面倒な仕事の現場の打ち上げに21時ごろから参加。1次会であっさり帰る予定が、「今日は地下鉄なくなったら4時ぐらいまでタクシー拾えないと思うよ」と言う運ちゃんの言葉にすっかりだまされた上司に引きずられて2次会……終わったら4時。で、やっと解放された。明日が祝日で良かった〜。これが土曜だったら10時には起きなきゃならないところだったから、かなりきつかった。

「前例」?

2004年12月21日
小泉社長「楽天以外との交換」に固執(報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/dec/o20041220_20.htm
 小泉の煮え切らない態度はこの際置くとしても、この部分。↓
 球団内では、すでに「残留しなくても、楽天だけにはいかせてはならない。悪い前例になってしまう」という声もあがっていることから「楽天以外の放出やむなし」との意思確認がなされたと見られる。

 前例も何も、合併が前例になってたまるか馬鹿野郎。って話です。

 「協約上、オリックスがダメだからといって、楽天に行くのはおかしい。トレード譲渡となったら、他球団にも権利がある」(ヤクルト・倉島常務)と新たな権利を主張する球団も現れた。

 これがサンスポによるとこんな話もついている。
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200412/bt2004122103.html
 席上、日本ハムなど2球団から「オリックスがダメなら、岩隈(の獲得)を申し込む」との発言が出たという。

 このあたりはもう、本気で言ってるんだとしたら開いた口がふさがらない状態。2球団間で選手を分けるという名目で行われた分配ドラフトとやらから生じている話ですよ。そこに他球団が本気で介入するつもりなんですか? まあハムさんは特に、自分とこが隈を大の苦手にしているのがおわかりでしょうから、そりゃ他のチームに取られるぐらいなら自分とこでさらってしまいたいでしょうな、と穿った見方もしたくなるというもの。
 そもそも「楽天にトレード」という言葉自体がおかしいんだっつーの、という突っ込みもしたいが、それも今更すぎてしつこいんだけどね(笑)。

闘う選手会長、新しい出発。
 「闘う選手会長」と言えば古田敦也とおっしゃる方が多いと思いますが、誰がなんと言おうと礒部公一にも同じ冠がつきます。
 その礒部、そういえばまだだった(笑)契約更改が終わった模様。初の大台+出来高+複数年契約+主将就任と、大きな評価とともに大きな責任を負うことにもなったその表情は、とても明るかった。会見の席で「人がいっぱいいてびっくりした。何かあったんですか?」などと、おどけた台詞も出たりして。
 まだすべてのことが解決したわけではないけど、それでもやっと、いつものべっちが帰ってきた。今年1年、本当にお疲れさま。グラウンド内外で奔走してきて、今まで自分がやってこなかったこと、やれてなかったこと、これからやっていけることが見えてきただろうし、やれる気持ちになってきてるんじゃないかなと思う。
 近鉄では「チーム1しゃべる」とも言われてたムードメーカー。ノリという柱があって、その傍らにしっかり座って盛り上げていく感じだった。それが、今後はすべてが礒部の肩にかかってくる。けど、合併が持ち上がってからというもの、これほどやってくれるとは正直予想してなかったぐらいのキャプテンシーを見せてくれた(主将ではなかったんだけれども)。
 幸か不幸かこのチーム、礒部以外はあらゆる意味でどんぐりの背比べなので、「重役」的な存在はなくなる気がする。元々が人気の地味なチームから出てきた選手たちなので、関西でならともかく、東北ではみんな、まず顔覚えてもらわなきゃいけないし(笑)ファンサービス面でも団結しやすいんじゃないかなって、楽観的だけど、そんなチーム作りを期待しよう。

朝、起きたら

2004年12月20日
 喉が乾燥していて痛かった。
 これはもしや……と思い、とりあえず、風邪薬を持ち出してみる。
 とりあえず飲んでみる。
 状況、悪化も好転もせず。

 年賀状の作成がやっと終わって印刷に出しました。かなりやっつけ仕事。(笑)
 あんまり集中もできない、12月なのに何故か雨が降った変な日。
 ○円札1枚分を事故ってしまった。
 つーか、全っっっ然記憶にないんだけどー!! 両替で怪しいこともなかったんだけどー!! 札の枚数は2回以上数えるようにしてるんですけどー!! などと言い訳し(いや実際本当に心当たりがないのは事実なんだが)事故届出の印を現場の主任に渡してお詫びを述べて終了。久々にやってしまったので少々がっかり。
 実際、この職場での事故にはわかりやすい額とわかりづらい額というのがあって、○円札の事故は本人でも原因不明の場合が非常に多い。そうでない場合は意外と、あ、やっちゃったかも……と気づくパターンが多いらしい。とか言って気づかないこともあったりはするのだが(笑)←笑いごとかよ。
 でも、このあたりの事情を直接の上司は大体わかってくれるのでまだいい……と言っても、人による場合もあるが。ま、大抵の人はわかってくれるけど。しかし、こういうことがあるとやっぱり、10年以上同じ仕事してて何を今さら事故ってんのかなあと自分にトホホな思いをすることもある。来週は今週よりも慎重にやんなきゃ……って、今日だって充分慎重にやったのにさー(泣)

 帰りし、よく野球に付き合ってもらう友人に「そういえば岩隈がかなりごねてるみたいだねえ」とさらりと言われて、「ごねてるって、隈がわがままみたいに良く言われてるけど、わがままって言えば隈より小泉(ってーかオリ)の方が全然わがままですから!!」と条件反射で思いっきり反論した(笑)。
 ま、友人が悪気で言ってるわけではないということは私もわかるし、私がこういう近鉄ファンだった(笑)ということは友人も充分に知っているし、言ってることはわかってもらえたので、それはそれでいいのだが……世間一般にはやはり「岩隈のわがまま」と見る向きが強いのであろうか、とそれが心配になった。
 でも、だからこそ負けちゃいけない、とも思った。

 田臥が解雇になっちゃったらしい。
 でも、次にコートに戻ってくる時はどんな田臥になっているか。それを楽しみに待つことにしよう。
 土日にやってる仕事は、基本的には日曜の方が忙しい。それが今日は、比較的忙しい位置にいたせいもあるんだけど、これが日曜だとしても普通に忙しいぞ! というくらい忙しかった。巷ではボーナスが出たらしいとかいう話なのでそのせいかなーとか言ってみたり、ボーナスなんて何年もらってねーんだろ、と今更のように思ってみたり……。しかし、それでなくても忘年会シーズンだったりクリスマス&年末商戦だったりということもあって、街中に人の多いこと多いこと。先週から増え出したけど、今週はまた多くなっている。

 ところで、2月に沖縄に行くことになって(本当は今年も行きたかったんだけど仕事の都合で泣く泣く諦めた。ので2年越しの希望がやっと叶います)特典航空券で行こうと思えば行けたのだが、都合上バーゲン型運賃の時期に行かざるを得なくなった。じゃあせっかくだからタダ券は取っておいて、今年で期限切れになるマイルだけはもったいないから消化してしまおうと、最低ラインのクーポン(航空会社のみで使える商品券)に交換した。
 しかし問題なのは、それを代金の一部に使おうとするとネットでの決済ができなくなること。仕方ないから店舗に行ってチケットレス決済をしてもらうことになるのだが、店舗で決済するとチケットレスの割引率も下がる。クーポンもいちいち紙ベースで発行しないでオンライン発行して、決済に使えるようにしてくれればいいのに……店舗行くのも面倒だしさー。つまり、ユーザも行きたくないのに店舗に行くという手間がかかるし、会社側も店舗の人手を使って作業しなきゃならんので、どっちにもいいことない。なのにユーザだけが損をするのは納得いかん。はよなんとかしてくれ。
 そんなことをぶつくさと文句たれつつ(笑)仕事が終わってから、もし店舗が開いてたら寄って決済して行こうと思い、そっち方面に行ってみた。が、案の定17時閉店で、私が店の入口に着いたのも17時ジャストぐらいだったんで、やっぱ平日に出直さないとダメかと諦めた。しかし平日だって18時までしかやってないので、どっかで抜け出さないといかん。やっぱり面倒だ。はよなんとかしてくださいJ●Lさん。

 とりあえず、決済しに行くのがダメでもどうせ晩飯の買い物をするついでがあったので、都合のいい時間までそのへんをふらふら見て帰ろうと思って、店に入る。
 なんとなく「ジーンズが欲しいなあ」とは思っていたんだが、なんせ先日の三浦半島ツアー(笑)の分の支払いが1月に一気にかかってくるため、カードの締めの15日を過ぎるまでは特にカードでは迂闊に買い物もできない状態だった。しかし15日はもう過ぎてしまった。これがいかんかった(笑)
 もちろん、1月の支払いを滞りなく済ませるためには現金はカード以上の勢いで自粛せにゃならんのだが(笑)逆にカードは15日過ぎると支払いが翌々月に回るので気が大きくなりがち。そして無闇に時間の余裕があったりするのが余計いかんかった(笑)。
 結局、ユーズドっぽいのを3本試着して1本お買い上げ。EDWINの503シリーズが個人的にはいちばんはきやすい。実は503を買うのは今回で3本目。とは言ってもそれほどたくさんはいてるわけじゃなくて、他に持ってるのはLeeとBOBSONぐらいなんだけど。要するに、EDWINがいちばん自分の体型に合ってるだけなんだけど(笑)。CIMARRONとかSEVENとかもその店にはあったんだけど、なんせ価格帯が……(笑)
 それにしても、ジーンズってだんだん丈が長くなってるような気がするのは気のせいか? 多分、ジーンズメーカーのジーンズを買うようになったのって10年くらい前(笑)だと思うんだけど、裾上げなくてもそれほど馬鹿みたいに余らずにはけるものも普通にあったんだよね。未だにそれはいてるけど(笑)。でも最近はやっぱり裾がかなり余り気味。自分がはいてるサイズそのものは変わっていないので、現代人の基本体型が変わったってことなんだろうなあ。
 とか言いながら、今回も実は裾上げしてません。早くはきたかったというのもあるんだが(笑)それ以前に、ジーンズの裾の縫い目に出ている洗い加工の味が、裾を上げるとなくなってしまうのが嫌なのである。あの、裾の縫い目がのっぺらぼうになってる感じ、一気に安っぽく見えるんだもん(笑)。
 まあ今は冬だから、少々ヒールのあるブーツ履くし。スニーカーでもそれなりに底の高さはあるし。なんとかなるべ、って範囲だと無理矢理自分に言い聞かせて(笑)。結局のところ今までも「完璧に余ってる」感じのものも、そうやってだらしなくちょっと裾を余らせてはいてみたりしています(笑)が……やめた方がいいのかな(汗)←今更何を言っているのでしょうか

最後までぶれない

2004年12月17日
 隈の結論。
「オリックスではプレイできない」
 最後の結論だと、今度こそ正式にお断り。自らで「最終結論」と設定したからか、ここ数日よりは幾分顔色が良くなっていたように見える。それに少しだけほっとした。
 しかし、オリ小泉は全く反省の色も見せずに性懲りもなく「今まで通り説得を続ける」とかのたまい、挙句「(隈が)妥協案を認めてくれればすべて上手くいくものと云々」などとぬかしてくれやがった際にはもう、見たくもないそのお顔を拝見いたしながら、「●んでしまえばいいのに」などと不穏な呟きを漏らしていたとかいなかったとか。←私が
 もうね。「これで最後」って、何度隈に言わせるつもりなんだよ。隈、選手会のサイトでは大人のコメントを出してたけどこれ、かな〜〜り頑張って譲歩してますよ。オリに。公式コメントだからだろうけど、それにしてもよくここまで我慢したコメントを自分の名前で出したなあ、と本当に感心した。
 オリ小泉は「(説得に)期限は設けない」とかおっしゃってましたが、「最終結論」と言ったからにはもう説得のしようはありませんし、隈がこれ以上そちら様と会うことはないんじゃないでしょうか。往生際が悪いってーのはまさにこのことですね。

 北川が「46」を「近鉄の思い出にしておきたい」と封印。
 形は違えど、根底にある思いは同じはず。

 「球団数の維持」という結論は、チームの存続を願ったバファローズとブルーウェーブのファンには、正直言ってゼロ回答だった。自らの愛したチームを失うことと引き換えに得られたものがあったかと言えば「何もない」と言って良いのではないかと思う。
 だけど、「プロテクトに際しての選手の意思尊重」は、その中で一縷の望みを託すとしたらそこしかないという合意事項だった。
 だから、選手会のみなさん、頼みます。
 隈は間違ってない。悪くない。
 勝ち取ることで、それを証明してください。
 選手と、スタッフと、ファンの流した涙は無駄ではなかったと。

 お願いだから、もうあの時みたいな無力感を味わわせないで下さい。
 ファンに繋がる選手の想いを再び犠牲にするようなことは、あってはならない。
 上原氏はどーやら、1億ほどのUPを要求しているそうな。

 本当は成績も年俸の推移も全部並べて見てみたいのだが、それほどの気力もなくて(笑)隈のことが心配で実はそれ以外のことにあまり頭が回せない、というのもあるが。
 とりあえず、その調子で上がっていったら再来年はアメリカ行く前の松井さん並ですが……とだけ言っておく。
 働いてないとは思わないし、防御率のタイトルも取れたし、確かに孤軍奮闘な部分もあったのだが……かなり微妙。相変わらず一発病だったりするしね(笑)。まあ、アップ率という意味ではわからないでもないんだけど、額が額だからなあ。

 今日で出張が終わりで、現場撤収&帰札&帰宅で疲れた。

昨日見た隈は

2004年12月15日
 ……って、だったら昨日書けばよかったんだけどすっかり忘れていた。多分、頭に血が上っていたから(笑)

 小池&小泉のアホ発言の後に少し隈の表情が写った。(広橋お父さんちの様子だったのかなあ)
 そしたらもう、見るからに憔悴しきっていて。シーズン中に奔走していたべっちが目の下に濃いくまを作って、頬がそげた感じになっていたことがあって、それがべっちはもともと目が大きいだけに余計見ていられないほど痛々しかった、あの感じを思い出した。見るからにちゃんと寝てないのではないかと心配になる、疲れがにじみ出た黒い目許。目の表情も……

 約束を守れ。
 最初の約束を守ろうとしない奴らと、どうやって次の約束ができると言うのだ。

大村、福岡へ翔ぶ
 これもネタ的には遅れてしまった感があるが(笑)予想通りの決着を見て、近鉄の誇った「1番・センター」はホークスへ。
 個人的にはどちらかというとファイターズに行ってくれた方が環境的にも心情的にも応援しやすかったのだが(笑)条件的に、1番はともかくとしてもセンターに新庄外してまで据えるはずがないファイターズと最初からこのポジションが欲しかったホークスでは、残念だけども勝負にならなかった。冷静に見て。
 別にファイターズが悪いと言ってるわけじゃなく、チーム事情だからそうなって当然。大村は自分にとって、よりよいプレイができる環境を望んだわけで、そういう意味ではもちろんホークスの方が大村にとっては良いだろうと私も思っている。チームを応援するかどうかは別問題だけど(笑)これからも大村のセンターでの、新庄ほどに派手ではないけど間違いなく一級品のプレイを見ることができると思えば、オリでプレイさせられる姿を見るよりも数倍嬉しいことである。(って、オリは引き止めなかったけどね)
 ネタにされることが多かったけど、近鉄ファンには深く愛されていた選手。これからも楽しみにしています。いろんな意味でね(笑)

 9月23日、べっちの代わりに炎天下、CD配布を待つファンに挨拶した意外と張りのあった声。忘れないよ。

爪の横割れ

2004年12月14日
 ちょっと前に、右の人差し指の爪にひびが入ってるのに気づいた。白くなってる部分の下に、小さい亀裂が横に走っていた。よくある話だったので、この位置ではひびが入ってるところから爪を切るということもできないし、切れる位置まで伸びてきたらひびの位置から切ってしまおうと思っていたのだが。
 昼食の時、買ってきた弁当の蓋を開けようとしたらなかなか開かないので、指をかけて思いっきり引っ張った。勢い余って蓋から外れた指のちょっとした痛みに「あ」と思ったら、右の人差し指の爪が半分に割れていた。割れたと言うか、上半分が剥がれたって感じ(笑)
 少々痛むし、血が出てきたので軽くティッシュで押さえてみた。出血自体はたいしたことはなかったが、深爪をひどくしたみたいな感じなので指先がものに触ったら痛いだろうなと思いつつ、そういや絆創膏があったような気がする、と鞄を探ってみたらうまいことに2枚ほど入っていた。
 とりあえずその絆創膏を貼って急場をしのいだが、時間が経つと少々ひりひりする感じはする。風呂に入った時にはどうしても水が触ってしまうので、余計痛くなったりして。まあ、何も触らなければずきずきというかひりひりというか、そんな程度ですむんだけど。でも今日はもう人差し指でキーボードは打てない感じ(笑)。指先じゃなくて指の腹で打てばそうでもないんだけど、おそるおそるって感じになるし、普通の速度でタイプはできない状態です。特に、下の方のキーはどうしても指先で打っちゃうからなー。

 でもどうして横にひびが入るんだろう。今に始まったことじゃないけど。

岩隈問題でオリックスが妥協案提示へ(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-041214-0037.html
 その妥協案とやらは、「来季はオリックスでプレーし、1年後にあらためて移籍問題を話し合うというもの」。

 アホですか?

 隈は1日たりともオリでプレイする気はない、できないって言ってるんであって、そもそも「意思を尊重する」と言っておきながら、文書でない「口約束」なのをいいことに「信頼関係」とやらを一方的に反故にしてるのはあんたらでしょうが。隈が我慢して我慢して黙っていればつけあがって怒りを買ったというだけでも失笑もんなのに、それでいていけしゃあしゃあとこのような「口約束その2」を提案しようってんですか? こういうのは「妥協」とは言いませんよ。信頼関係もへったくれもない、人を馬鹿にするのもええ加減にせえよと。
 提案するリーグ会長もアレだし、賛同する他球団もアレだわ。今さらだけどやっぱり信用なりませんね、この人たち。

 記者「1年後に移籍を認めるのか」
 小泉「先行約束は(野球協約で)禁止されているので、話し方は難しい」

 ……質の悪いコントみたいだな。この案とやら。(笑)

今日から出張

2004年12月13日
 例によって3泊4日。バスで2時間、一度行ったことがある現場なのでそういう意味では気が楽だが行くのは面倒。でもこれでこの仕事も最後になるのでとりあえず行ってくる……とか思っていたら、家の近所は朝、晴れていたのに会社の近くまで出てきたら普通に雪が降っている。15時過ぎの出発なのでそのころには落ち着いてくれればいいなと思ってたけど降ったり止んだりでなかなか本復までには至らず。ぎりぎりまで粘ったけど(笑)結局、腹を括るしかないわ〜ととりあえず出て行ったら、その時は雪がちょっとおさまっていたので助かった。
 しかし、市内中心部発のバスに乗ること30分ほどうとうとして目が覚めたらまだ市内を走っていた。市外に出るのにこんなに時間かかったっけ? と首を傾げつつまた寝た。したらやっぱり遅れていた模様で、到着が結局40分くらい遅れたのかなあ。降雪がひどかったわけではなく、むしろ降ってなかったんだが渋滞してたんだろうか。車の流れはあまり見てなかったんだけど。
 そんなこんなではあったがとりあえず無事に着いて、旦那の仕事の都合で一時的に現地に住んでいる友人と会った。子連れ。2ヶ月ほど前にも同じような状況で会ったのだが、まだ1歳にならない子供の成長は早い。髪が増えてるよ! 爪が爪らしくなってるよ! 立てるようになったよ! 歯が生えてきたよ! とか色々新しい発見が。あと、よくよく見るとまつげがすごく長い子で、明かりで影がはっきりできちゃう。
 そういう話をはじめ、つらつらと学生時代の仲間の近況なども伝えてみたりして、2時間弱という短い間ではあったが久々にちゃんと話をした。近いうちにまた地元に戻ってくるという話にもなってるし、本人もそろそろ産休開けで仕事に復帰するらしいということなので、またいちだんと忙しくなりそうだ。頑張れお母さん。

佑二、MVP!
 DFの受賞は史上2度目、新人王を獲ったことのある選手が受賞するのは初と、何やらすごい話らしい。どちらかと言えば後ろの選手に惹かれる人間としてはそれだけでもなんだか嬉しい。
 岡ちゃんも最優秀監督賞に。浦和のチーム、サポーターにも感謝を述べていた。
 個人的には、最近全然Jの試合を見ていなかったので、さいたまの試合はJを久しぶりに見たから何か妙に熱くなってしまったのかなと思ってたけど、あれはちゃんと「いい試合」と思って良いらしい試合だったようでほっとしました(笑)←自分で見てて面白かったんだったらそれでよさそうなもんだろうに
 しかし、Jリーグアウォーズの、みんなで着てるタキシード、妙と言えば妙だけど(笑)「ショー」て感じがして、なんかいいよな。ニュースで診るだけでも楽しそうな雰囲気がある。これが野球だと「プロ野球コンベンション」って、何の変哲もないネーミングもどうかと思うし(笑)内輪でやってる雰囲気が感じられるんだけど。ファンが見るものという感じがしない。

意外にも

2004年12月12日
 一夜明けて、思ってたよりはスポ紙の記事も大き勝った? 東北楽天初の契約更改。

「21」空いてます
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/12/12/02.html
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-041212-0001.html
 各選手、背番号をそのまま使うケースが多いだろうとは考えられたなので、現段階で「21」が空いてること自体は取り立てて言うほどのことでもないとは思うのだが。オリはオリでユウキが早々と「譲る」と言ってもいたしね。
 なので、個人的には背番号のことよりも、東北に行った選手たちが「隈の希望が叶えられるように」と言ってくれることが嬉しい。戦力的に絶対に必要という前提もあるにしても、実際にわかっているだけでも礒部、藤井、福盛がプロテクト拒否で東北に行ってる。だったらこれだけ強く願っている隈も叶えられないはずがない、叶えられてしかるべきだと自らの経験から強く思っている選手がいるということ。それは全くもって正論だし、そもそも「信頼関係」を口にして、その上で「希望を尊重する」と言ったのは経営者さん側ですから。とぼけんのもええ加減にせえよと。
 反面、オリは塩谷とかユウキの更改での発言を見てると、この調子では選手の間でも微妙な不協和音が奏でられそうな、くすぶっているような……。
 だけど最後まで合併を拒否し続けた牛の選手が恥じることは何もないし、とりあえず塩谷に言っておきたいのは、この事実上の『吸収合併』はあくまで親会社同士の『経営判断』とやらから生まれたのであって、決して青波の選手より牛の選手が劣っていたから行われたわけではありませんから、そこのところをお間違えなきよう。ということです。今更ですが。
 ……なんとなく当日書きそびれたことを蒸し返してしまった(笑)

 なんとなくだけど、隈が万が一にもオリに行かされる羽目になったとしたら(断じてそのようなことにはしないでいただきたいが)近鉄というチームを何よりも大事にしてきた隈は、あえて21をつけないような気もしないでもない。←考え過ぎ?

勝っちゃってた

2004年12月11日
 仕事の後に所用があって、20時過ぎに帰ってきた。「ロード・オブ・ザ・リング」やってたのでとりあえずつけてみる。1作目はこれもTVで見たんだが、どのへんで終わってたんだかあまり覚えていなくて、今回も途中から見るはめになったので、一度読んだ「指輪物語」の中でなんとなく覚えてるシーンと映画のシーンを重ね合わせる感じで追っていきつつも、役者さんの顔を覚えるのが苦手なので(笑)どうにもこうにもうまく思い出せん……と苦悩しつつ、もう一度読まなきゃダメだなと半分諦めていたり(笑)
 そんな調子で見ながら、CMの間に新聞ひっくり返してテレビ欄を見て「しまった! 今日はCS(浦和vs横浜FM)第2戦じゃないか!」と慌ててチャンネル替えた。そしたら延長戦に入るところだった。
 ああやっぱりさいたまで浦和に勝とうってーのが甘いよな、と試合も見てないのに(笑)素人は呟いてみたが、さらに追い打ちをかけたのが中西退場の報。1人少なくて、アウェイで、どーやって延長30分間を持ち堪えるのかなあと心配になった。
 でも思ったほぼ「防戦一方」という感じじゃなくて、ものすごく危ないシーンというのも、素人目にはだけど(笑)少なかったように思うし、落ち着いてやれている雰囲気はすごく感じた。CSで勝ててない時って、全体的に落ち着きのなさとかミスとか感じられていたような気がするから。それも古い記憶だけどさ(笑)
 そういう古い記憶から、基本的にCSは2ndステージの勝者がその流れのまま勝つのが普通の気がしていたので、延長をほぼ無難に(と言うのも変だが)乗り切ったのは、「ああ、もしかしたら本当に昔より強いチームになったのかもしれない」とは思った。
 PK戦は運も大きいかもしれないが、榎本が1本目を止めた時にもはや勝手に「いける気がする」とか期待してた(笑)。2本目のアレックスのも、コースは見えてたよね。惜しかった。
 榎本は止めた2本とも、なんだかとても落ち着いてるというか、自信を持って飛んでる雰囲気があった。本当のところはどうだかわからんけども(笑)でも後で、闘莉王のはデータから自分の動き方を決めて止めたと言っていたので、なんだか一層逞しくなったみたいだなあと、隔世の感を覚えてみたり。←本当にしばらくJの試合見てないし勉強不足だから
 で、最後にドゥトラがあれほど人を食ったようなPKを決めたのも意外だったけど(笑)それが年間優勝決定の1本に。
 今年の戦いは、順位を追うことぐらいしかしてないけど、日産時代から今まで、なんとなく肩入れし続けている者としては、やっぱり嬉しかったっす。札幌にいた時の「身の丈」を良く知った戦略戦術を、今回も発揮していた岡ちゃんの監督としての資質を改めて確認した思いだし、佑二も本当にいい選手に育ったなあ……来てくれて良かったなあ(笑)

東北も契約更改が始まったんだってさ
 そんな話を友人から流してもらっていたので、横浜優勝特集も手伝って、久々にスポーツニュースをハシゴしてみた。NHKはCSが押しちゃったのでスルーだったけど(笑)民放は各局普通に取り上げてくれてました。映像付きで。
 セッキーの顔見るの久しぶりだなーとか変に懐かしく思ったりしたが、それよりも何よりもまず最初に驚かされたのはアップしてますけど! しかも出来高ついてますけど! 福盛さん!!(驚)てことで(笑)。
 昨年はトレードで4,000で更改していた。その当時でも、トレードで金額上がるって珍しいんじゃない? とか言われていたが、トレード相手の門倉(矢野は宇高に対応ってことでそういう風に認識してます)の方が年俸が高かったし、一昨年の実績そのものはその前に比べたら上がるだろうなという内容だったので、昨年は期待料も込みでそういうことになったんだろうと思った。
 結果としては今年、出遅れはあったものの試合数自体は相当数こなしているし、少々抑えもやりました。しかし、防御率は5点台なんですけどー! 去年よりよろしくないんですけどー! なのに上がるんですかー! と、内輪では変な方向に盛り上がっていたりした。(笑)
 でもまあ楽天がそれでいいならいいのかねえ、と変な結論がつき(笑)じゃあ元同僚の横山(F)はますます4,000では納得しないんではという話も飛び交い(笑)ま、結婚+おめでたのご祝儀分&来年こそ期待通りにやってくれないと承知しませんよのUP額と受け止めて励んでもらいたいと思いつつ、他の選手にも切に頑張ってもらいたいと思いつつ。

 セッキーに飯田に山崎武司に紀藤に……ううむ。

会社にて書く

2004年12月10日
 なんだか最近、帰るのにちょうどいいタイミングを逃し、次の「ちょうどいいタイミング」までの間にしょぼしょぼとこれを書いていることが多い。
 家でマシンを立ち上げるとまた1時間2時間とダラダラ過ごしてしまうんだろうと思うから、「次の日何時に起きないといけないか」がまず大事になってしまってることもあり、帰りが遅くなるとできるだけマシンには触らないようにしようと思うので、ついこうやってしまうわけである。
 そしてそういう時には大抵、ネタがない(笑)

もうひとり“福”…フジの美人アナ、オメデタ!
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200412/gt2004121001.html
 この見出しは……もしや……(笑)と思って朝っぱらからついついクリックしてしまいましたが、案の定でした(笑)。福盛家に第1子が!(ってまだ生まれてない)ということで、いやーおめでとうございます。
 内輪では、「で、親父は間違いなく親馬鹿になるのだな。」とか言っちゃってるわけだが、まーこの際となれば親馬鹿でもなんでも良いので、生まれてくる可愛いお子さん(とりあえずここは両親の遺伝子見て既定事項ってことで)のためにも今回は間違いなく下がるであろう稼ぎを上げていってください。ええ。
 つーかチーム事情的にストッパーが必要ないという噂なのでまずは中継ぎでの実績を、いちばん良かったころに戻したいねえ。トータル(生涯成績)で見ると悪くはないんだけどねえ。
 とにかくいつまでも芸能面で取り上げられないようにがんばりましょーね! お父さん!←応援しているのですよ。本当に。多分……。←おい

 しかし、何故に懇親会などに呼ばれているのだろう……(笑)って、他のメンバーもいるよな。普通に考えて。

隈のことが未解決なので
 契約更改を保留にしているのが川越と谷。谷は「残ってほしい」とも言っていたみたいだけど。でも、隈があれほどきっぱりと「行く気はない」と言い続けている時に、そう言われても何か……私はどうしても隈の側から考えてしまうので、これ以上隈が他の選手に気を遣うようなことを言わないでやってくれと思ってしまう。他の選手に迷惑をかけたくないと思っているのは、誰よりも隈自身だから。
 会っても変わらないよ。そもそも、変えるという選択肢が隈の中にはもうとっくにない。だから会わないんだと思う。それもきっと、迷惑をかけたくないと思うから。
 しかし、近鉄の選手がそういう風に言ってるという話は未だにないしね……そういうところで微妙に勘繰りたくなる嫌な考え方もあったりする。まあ、単に契約更改の順番の問題のような気もするんだけど(笑)
 でも確かなのは、隈が万が一オリに入ることになったとしても、今年のような活躍は望めないだろうということ。能力の問題ではない、隈自身の気持ちがついていかないんだから。

契約更改に物思う。

2004年12月9日
 横山(F)が3,500だか4,000だか(報道まちまち)を怒りの保留ということで、内輪で話題になった。
 私としては、他球団だけども、同じような年齢でそこそこ出場もしてタイトルなしで同額ぐらいを提示されてる人もいたし、球団内では正田が3,500というのもあるので、もう少し積むのもありなんじゃないかなーとは思った。あくまで感覚的になんだけども。
 でも一応タイトル獲ったわりには印象の薄い査定かもねというのが率直な感想だが、ただ今年の年俸からするとアップ率自体は非常に高いわけで、それを考えると無闇に何千万も上げるのも、もしダメだったとしても下げる時には下げにくいからそれも困るだろうなあというのもありで、結局結論も出ず(笑)
 ちなみに、話をした友人はそれこそ4,000が妥当と踏んでいたようだ。せめてもう1年働いてから言え! と(笑)。それは確かにごもっともで、いろんな人に言えることだったりする。

 それで、上がるのに制限はなくて下げるのには制限があるっていうのも微妙だし、複数年契約ってのもね、って話になった。
 複数年契約はいろんな意味で微妙だと思う。端的に言えば、選手側からしたら「自分を信用してくれるんだったら複数年でいいでしょ」ってことだし、経営側からしたら「複数年働ける保証もないのにそんな大金出せません」てことで、どっちの言い分にも一理はある。
 しかし、「複数年」の「契約」という単純な意味合いからすると、「1年間で解雇することはありません」という保証が「複数年契約」の原点だと思う。もちろんこれは「最低限の条件として」であって、金額の大小ではない。
 ただ、複数年契約を結ぶことができるのは、大きな結果を残してきた一握りの選手。だから年俸もつり上がる。大抵、基本額にインセンティブがついて、基本額より上がることはあっても下がることはない。返上する人もたま〜〜にいるけど。でも、そんな高い年俸でも結果が出なかったから下がるというのは通常、複数年契約ではありえない。これってやっぱりおかしいよね。
 交渉ごとなので、「複数年だけど働けなかったら下げるからね」という条件をそう簡単に選手が呑むはずもない。期待してるから複数年なのになんで下がるわけ? と逆に言われる可能性もあるわけだ。そのせいで選手優位な部分もあるのかも知れないし、逆に単に経営側が丼勘定すぎるというか実績のあまりにスポイルしてしまう結果になっている場合もあるだろう。FAだと特に、経営側にも獲得競争相手がいるわけだから、それを考えたら「働かなかったら下がります」なんて簡単に言えないだろうし。

 ……で、結局何が言いたいのかというと。
 選手側の考える「痛み」というのは何だったのですか?
 ということである。

 経営側はクライアント、選手は仕入先として考えると、普通の企業だったら赤になるような仕事の発注はできない。だったら逆に、恥を忍んでも経営状況を開示して選手に協力を仰ぐようなこともせず、「赤字で当たり前」とか平気で言えるような状態であるという、普通の企業であれば考えられない経営側の根本的な意識改革も当然やらないといけない。
 まあ、そんなことは私が今さら足りない知識でぐだぐだ述べる以前にみんな気づいている。というか、それじゃダメだ、もう背負いきれないということが今年の悲劇の原因のひとつでもあったし。
 ただ、普通の企業ならやってしかるべきなのに今までやっていなかったことを「何故やらなかったのか」考えていかないと、それを断固としてやっていくんだという意思をもって徹底しないと、半端なままではまた元の木阿弥で、どれほど経営が危機であっても選手にもわかってもらえない。そういうことを話し合っていけるような状況を作るのも、それこそ信頼関係だろ? と思う。

 別に経営の味方するわけじゃないけど(笑)経営の論理を振りかざすなら、それがたとえプロスポーツだとしても、不況下で苦しい企業が人件費を削減するのと同様のことがあっていい。そこを無理するから破綻するし、悲劇が起こる。それをファンも理解しないといけないと思うし、選手も理解しないといけない。
 ぶっちゃけ、そんだけ何億も欲しけりゃアメリカ行って貰ってごらんなさいって話(笑)あ、これは以前もした話かな。でも実力の世界って本来ならそういうもんだと思う。至れり尽くせりでプレイができるのは、華やかな舞台に立つ中でもごく一部の最高級のプレイヤーだけだ。
 他のプロスポーツ選手の話を聞いても、スポンサーを集めるのも大変、海外遠征も自分で手配という人たちも多い。でもその人たちはそれでも自分にはそれしかないから、そういう事務仕事だって自分でこなしながらやっていっていたりするのだ。それに比べたら日本のプロ野球選手、恵まれてると思うけどなあ。

 球団は選手がいなきゃ経営できないけど、選手も球団が自分を買ってくれなきゃプレイできないし、ファンも球団と選手があって初めてプロ野球を楽しむことができる。
 人間は我儘だし、自分のことだけ考えようと思えばいくらでもずるくなれる。でも、お互いの損を少しでも少なくするように思いやることはできるだろう。意地悪に言えば、誰かに1人勝ちさせないように牽制し合うのだって、裏を返せばお互いの歩み寄りにもなるさ(笑)

 今は球団の意識も、選手の意識も同様に問われている。
 ファンがその姿勢や方針に、チームに共感するのと同じように共感することができるようになる日は来るのだろうか。

 いちばん怖いのは、喉もと過ぎて熱さを忘れること。

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